エンジェル

2005年7月13日 読書
ISBN:4087474763 文庫 石田 衣良 集英社 2002/08 ¥560
内容(「BOOK」データベースより)
投資会社のオーナー掛井純一は、何者かに殺され、幽霊となって甦った。
死の直前の二年分の記憶を失っていた彼は、真相を探るため、ある新作映画への不可解な金の流れを追いはじめる。
映画界の巨匠と敏腕プロデューサー、彼らを裏で操る謎の男たち。
そして、一目で魅せられた女優との意外な過去。
複雑に交錯する線が一本につながった時、死者の「生」を賭けた、究極の選択が待っていた―。


なんだかすっきりしませんなぁ。
純一が生まれると同時に実母が亡くなった。
純一は生まれつき足が悪い。この設定、意味あるのかなぁ?
足が悪くてひどく悩んだりしてないし、
性格とか行動に影響ないみたいだし。

父は再婚し、弟ができる。淳太郎だ。
のち、純一は父親に相続権を放棄するように言われる。
淳太郎に会社を継がせようとする義母の思惑であろう。
義母と弟とのかかわりは、この2箇所だけだ。

このような感じで、純一と他人とのかかわりも、
純一のエピソードも、なにもかも
ほとんど上っ面だけのかかわりのような気がする。

話の中間あたりから、なんとなく結末が見えてきた感じがした。
偶然かもしれないが、予想通りだった。

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   レビュー
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ずっと泣きっぱなしです。…A子
せつなくて、心温まります。…B子
斬新な小説です…C子
恋愛小説としてミステリー小説として1度で2つの味が楽しめる、おいしい作品です!…D子

あたしには、わからん。心温まらん。
泣けない、恋愛小説と思えない。

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