哀しい予感

2005年7月11日 読書
ISBN:4041800013 文庫 吉本 ばなな 角川書店 1991/09 ¥420
内容
弥生はいくつもの啓示を受けるようにしてここに来た。それは、おばである、ゆきのの家。古い一軒家に、変わり者の音楽教師ゆきのはひっそりと暮らしている。2人で過ごすときに流れる透明な時間。それは失われた家族のぬくもりだったのか。ある曇った午後、ゆきのの弾くピアノの音色が空に消えていくのを聴いたとき、弥生の19歳、初夏の物語は始まった。

弥生とゆきの出生の秘密と、秘密を知った後の家族との関係、
彼女らの性格などが、つらつらと描かれている。
…哀しいとは思わない。
この先、どんどん幸せになっていく予感あるし。
これを哀しいというのなら、
よかったら、あたしの境遇と、代わってあげようか?
って感じです。
弥生とゆきの、ちょっと不思議な能力とか
魅力的な性格とか、好感を持ちました。
さらっと読めました。

ブックオフへ

コメント