自然界における音
自然界の音は,高周波数ほど含まれる割合が減ってくる1/fといわれている分布となっている。このような音環境にいると,人は心地よく快適と感じるようである。これは,音に限らず,肌に当たる風なども同様であり,エアコンや扇風機からの風が,1/f分布になるように設計されている機種もある。
ところが,最近の学生諸君のなかには,いつもヘッドフォンで音楽を聴いているために,本来人間に備わっている1/f分布を快適と感じない人もいるようである。野山のキャンプ生活などで自然界の音環境が,かえって落ち着かないといった奇異なことが起きてしまう。
身近な音について
戸井 武司 (理工学部助教授・精密機械工学科)
中央大学父母連絡会発行「草のみどり」 1999.5(第125号) 教養講座(第112回) から転載
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一般的には、「不快な音」「不必要な音」のことを騒音と呼んでいます。
快いか不快か、必要か不必要かを決めるのは個々の人間であるため、
音の強さを測る「デシベル」という単位は存在していますが、
「何デシベル以上が騒音である」といった基準で騒音を規定する
ことはできません。
環境ウェールズネットより
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研究者によると、あの音には90%の人が不快感を示すらしいが、それほど嫌がるのは、人間の脳が潜在的に記憶している危険信号と同じだからという説があります。実は、黒板の引っかき音を分析すると、サルの一種であるマカクザルが、危険を仲間に知らせる時の叫び声の声紋と一致するというのです。つまり、黒板を引っかく音で、人間がサルだったころの遠い記憶がよみがえるのではないかと考えられているそうです。
不快音というのは、個人差があるということはわかる。
気がつかない間に、体がむしばまれていくってのは、
なさそうだ。たぶん
今度、利口な友人に聞こう。
”ガラスをひっかく音ってさぁ、不快って思わない人にも、
不快って思う人にも、どっちにも、影響あるの?
身体とか、精神とか侵されるかなぁ。
なんか、超音波でとけちゃったりするみたいにさぁ。”
と、疑問をぶつけてみよう。
彼はいつものように
「ふうぅっ…。」と大きなため息をついてから
私にわかりやすく、かみくだくように、教えてくれるのだろう。
そして私は、ひとつ利口になったにもかかわらず、
すっごく馬鹿になったような気持ちになるんだろうなぁ〜
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