ISBN:4344406516 文庫 唯川 恵 幻冬舎 2005/04 ¥560
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数時間であっというまに読みきりました。

恋も仕事も順調だった主人公は、付き合い5年の彼から突然別れを告げられる。
仕事も手につかず、食事ものどをとおらず、体調までくずしてしまう。
一人の男とのかかわりが切れるってだけのことで、精神も体も、めちゃくちゃになってしまうなんて、不思議で仕方ない。

男も女も星の数ほどいて、約1/2が異性であるわけだから、そんなに悩むことも、仕事までだめにすることもない。って思う。

嫌な女になっちゃって、友達に心配かけて、自分の事嫌いになったりして、もうどうしょうもない。
もし、それほどのエネルギーを仕事なり、勉強なり親孝行なりに利用できたら、どんなに出世して、どれほど親を笑顔にさせてあげれて、ひょっとしたら世界平和にも役に立つかもしれないのに。
一人で部屋にとじこもって、考えても仕方がないことを考えて、覚えていても仕方がないことを思い出したりして泣く。
あぁ、、無駄だ無駄だ。
嫌だ嫌だ。
恋の痛手をすぐに忘れられるものってないかなぁ。
やはり、、、、新しい恋なんだろうと思う。
しかし、時期早だと別れた人とくらべてしまって、もっと暗い気持ちになってしまうかもしれないので時期を考えねばならない。
まずは、理由を聞いて泣いて、新しい彼女の件でむかついて泣いて、友達にきいてもらって泣いて、一人であほみたいなこと考えて、ぼんやりする。思い出してまた泣いて。。。。。。
だいたい、一ヶ月は、かかるよなぁ。
そのあと、掃除をしながら泣いて、それから、街にくりだすのがいいかもしれない。
でも、その一ヶ月が長いのなんのって!

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